イラスト:志村真弓 協力:食と健康
イラスト:志村真弓 協力:食と健康
人生を変えた一枚のファックス。そこからすべてが始まった。

拝啓 奇先生 昨日手に入れたプハンを早速母にやってもらったところ、私の25年来の悩みである背骨が、驚く程、楽になりました。
私の背骨の事を誰よりも心配し続けてくれている母は、“よかった。本当によかった”とちょっと涙ぐんでいました
そんな母を見ていると、何だか親孝行できたようで嬉しかったです。奇先生、プハンは本当に素晴らしいものですね。
先生がこれを50年も韓国で普及活動して来た事に敬意を表します。ありがとうございました」

一枚のファックスが、その後の人生を変えてしまう事が有ります。私の場合は、私が送ったこのファックスの返事が、運命の一枚でした。

拝啓 望月さん。ファックスを有難う。プハンであなたの背骨が楽になって、僕も嬉しいです。
あなた程、プハンを気に入ってくれている人なら、プハンの良さをよく人に伝えられるはずだから、 是非、日本でプハンを普及させる仕事をやってもらえませんか?あなたなら、きっと出来るはずです。いい返事をお待ちしております。奇俊成拝」

(えー?プハンを日本で普及?無理無理。私、そんなたいそうな事、絶対に出来ない!)

はじめはどう考えても無理だと思いました。しかし、初めてプハンをやった時の感動、母の涙と喜んだ顔。
そして、プハンを紹介する度に寄せられる感動と感謝の声が、私を後押ししてくれ、いままでやってこれました。
現在まで、日本でプハンを紹介できた人は、5000人以上になりました。

(望月佐知子)

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